テレワークに切り替わったことで、暇な時間が増えた方もいるでしょう。
時間を有効に使えて嬉しいけれど、暇なときって何をしたらいいの?ついついスマホを触ってSNSにつぶやいて……。
こんなに暇で、上司に仕事をしていないと思われたらどうしよう……。
そんなときにやるべき事4選をご紹介します。
テレワークで突然おとずれる「暇」
テレワークをしていると、暇な時間が不意に訪れることがあります。
それは在宅勤務になったことで通勤時間がなくなったり、時間の節約ができていることが理由の1つでしょう。
暇とはいえ、勤務中なので個人的な作業をするのは罪悪感が……という方も少なくないはず!
でも限りある時間を有効に使えれば、仕事もプライベートも充実させることができます。
暇だからこそできることをまずはやってみませんか?
テレワークで暇なときにやるべきこと
テレワークで暇なときには、仕事の効率化を追求したり、普段できないことをやってみるのがおすすめです。
罪悪感レベル別に4つのやるべきことを紹介していきます。
勉強する(罪悪感レベル★)
忙しいとついつい後回しになりがちなのがスキルアップのための勉強です。
テレワークの暇な時間を利用して資格取得などを目指してみるのはいかがでしょうか。
仕事に関することや自分を高めてくれる勉強をすると、今後の業務の幅が広がります。
またテレワークだと通勤時間や会議・雑談の時間がなくなるので勉強時間を捻出しやすいのがメリットです。
たとえば通勤に毎日30分かかっていたのなら、往復で1時間を移動に使っていたことになります。
1週間で7時間、1ヶ月だと30時間です!
テレワークで浮いたこの時間をダラダラ過ごさず、勉強に費やすほうが有意義ですね。
会社によっては特定の資格やスキルを身に付けることで昇給してくれる場合もあります。
直接仕事に関わる資格ならモチベーションアップにも繋がります。
仕事のため、つまり会社のため。罪悪感なく勉強できるのではないでしょうか。
人気のスキルである英会話は、仕事でもプライベートでも活用できるのでおすすめです。オンライン英会話スクールもかなり充実しています!
取得したい資格・スキルが特にないな……という方は読書をして、さまざまな情報をインプットするといいでしょう。
仕事と無関係な書籍でも、目からウロコの情報に出会えることも。
掃除・整理整頓をする(罪悪感レベル★)
テレワーク中に暇だな……と感じたら身の回りの掃除をしてみましょう。
会社の廊下やトイレは清掃員さんが綺麗に掃除してくれたり、ゴミを捨ててくれたりします。
テレワークだと自分の会社(=自宅)は自分で掃除しなければなりません。
会社を綺麗にする感覚で自宅を掃除をすれば、自然とプライベートの時間も快適に過ごせます。
一石二鳥ですね!
またデスク周りがごちゃごちゃしていると仕事の効率が下がります。
どこに何があるかわからない状態だと物を探すのに時間をとられてしまうからです。
身の回りの整理整頓をすることで仕事をしやすい環境にすることも大切ですよ。
実はこれ、PCの中身にもいえることなんです。
ファイルが用途別に整理されている人とごちゃごちゃしている人では仕事の早さが全然違います。
物と同じで、整理されていれば必要なファイルが見つけやすいからですね!
暇な時間を活用して、仕事が円滑に進むように整理整頓を心がけてみましょう。
運動する(罪悪感レベル★★)
テレワークだと、ずっとPCで作業するので肩が凝ったり腰が痛くなったりします。また通勤もなく、自宅でほぼ座りっぱなしなので運動不足にもなります。
暇な時間ができたら、少し身体を動かすのもいいですね。
とはいえ勤務中にジムに行ったり、外に散歩に出かけるのはやめておきましょう。
家でできる簡単なストレッチやヨガなどがおすすめです。狭いスペースでもできますし、凝り固まった筋肉をほぐすのにぴったりです。
身体を動かすことでリフレッシュにもなりますよ。
副業する(罪悪感レベル★★★)
勤務している会社が副業OKの場合に限りますが、暇な時間を有効に使うにはおすすめです。
ただ、本業以外の業務をするので罪悪感が生まれやすくなります。
副業の種類にもよりますが、本業の仕事に活かせそうな仕事を選ぶと罪悪感も少なくなるでしょう。
あくまでも本業のスキルアップのための副業と捉えましょう!
最近は副業の種類が豊富になりました。
クラウドソーシングに登録すれば簡単なデータ入力やWebライティングができます。WebデザインやHP作成、プログラミングが得意な方は技術を活かした副業も可能です。
またポイントサイトやアンケートをコツコツやったり、株や投資信託などに挑戦するのもいいですね。
いずれも隙間時間にできるため、時間を有効活用するにはピッタリではないでしょうか。
コッソリ副業は絶対NG!やるなら許可をとりましょう。
上司への報告はどうする?
テレワークで暇なときは、上司にどうやって状況を報告すればいいのか悩んでしまいます。
暇なことを素直に伝えるべきか……。忙しいフリをするか……。
結論から言うと、暇なことを正直に申告したほうがいいです。暇だからといってあなたに非はありません。
また暇だという報告は、上司が仕事量を調整するために必要な情報なのです。
暇であることをありのまま報告しよう
テレワークで暇になったら上司に暇であることをしっかり伝えましょう。上司は部下の報告によって仕事の配分をしています。
会社ならば進捗が見えやすいので、業務の割り振りを的確にすることができます。
ですがテレワークだと部下の報告ベースになるので、上司は報告だけを見ながら割り振りしているでしょう。
暇であることをありのまま伝えれば、依頼した業務がどのくらいの時間で完了できるかが分かります。
スムーズに業務してくれると認識されれば、責任の大きい仕事を任せてくれるかもしれません。
暇な時間を報告せずにダラダラ過ごしてしまうと、せっかくの出世のチャンスを逃してしまいますよ。
嘘の報告はやめよう
暇であることをそのまま報告すると、大変なタスクや雑用などを押しつけられてしまうのでは……と心配になります。
だからといって忙しいフリや、報告を遅らせるのはやめた方がいいでしょう。
たとえば……上司がAさんとBさんに同じタスクを2時間で完了してほしいと依頼しました。
AさんもBさんも1時間でタスクが完了し、Aさんはタスク完了後すぐに上司に報告しました。
Bさんはタスクは終わったけれど上司には「2時間以内」と言われていたので2時間ぴったりのところで完了報告をしました。
残りの1時間は暇な時間を過ごしたことになりますね。
上司目線では、Aさんは1時間でタスクが終わったけれどBさんは2時間かかっていると判断されます。
それなら次はAさんにお願いすれば、2時間で2倍の量をこなしてくれるだろうと思うでしょう。そうなるとBさんは仕事がなくなってしまいます。
同じ時間でタスクを完了する能力があっても、暇なことを報告しないだけで損してしまいますね。
テレワークでは上司が仕事の過程を見ることができないので、報告がそのまま評価につながってしまうのです。
もし雑用や大変なタスクを依頼されたとしても、それは信頼されている証拠だとポジティブに捉えましょう。
罪悪感から抜け出すには
他の人はまだ仕事をしているかもしれないのに、自分はこんなに暇な時間を過ごしている……。
こんなふうに、暇なことに対して罪悪感を感じる瞬間もあるでしょう。
ですが仕事をサボっているわけではないので、罪悪感を感じる必要はないのです。
他の人より仕事が早く終わっただけかもしれませんよ!
出社しているときと違い、テレワークだと他の人の仕事の進捗が分かりづらくなります。
自分がのんびり勉強や掃除をしてる間に同僚がバンバン仕事していたらどうしよう……という不安が大きい方もいるでしょう。
そんな時は同僚とこまめに進捗を確認したり、プロジェクトの進み具合を可視化するだけでも不安が和らぎます。
それでも罪悪感が抜けない方は、暇なことを伝えたうえで、上司に新たな仕事を貰えるように相談してみましょう。
自分から「テレワークの業務効率化・業務可視化」のアイディアを出してみるのもオススメです。
暇なら暇なりにできることをやろう
暇だということは、時間を上手に使えているともいえます。
仕事をスムーズにできる人ほど暇な時間が空く傾向です。
仕事ができる人は単に有能なだけでなく、仕事がしやすい環境を整えています。
手間のかかる入力作業や計算は関数を使って自動化したり、マニュアルを作成して質問の回数を減らしたり……。
そうやって自分のやるべき仕事に集中できるからこそ、空き時間が生まれるのでしょう。
上司との連携をうまくとりながら仕事することで、上司の仕事も知ることができ、自分自身の成長にもつながります。
時間を自分なりに有効に使えていれば、さらに仕事の幅は広がっていくでしょう。