限られた時間を有効に使いたい女性におすすめできる在宅ワークは種類豊富!
なかでもよく知られているのが、データ入力・ライティング・コール業務などです。
ドイツ在住の筆者は、コール業務をベースに複数プロジェクトを掛け持ちし、安定収入を得ている在宅ワーカーです。
今回は自身の経験から、スキルがなくても誰でもスタートできるコール業務について紹介します!
在宅コール業務の種類
在宅コール業務には以下の2パターンがあります。
- 自ら電話をかける架電業務
- 顧客からの電話を受ける受電業務
対応内容はカスタマーサービス系やテクニカルサポート系・セールス系など様々です。
カスタマーサービス系は基本的に受電がメインで、特別な知識・スキルがなくても取り組みやすいのが特徴です。
例としては通販サイトの受注などが挙げられます。
テクニカルサポートやセールス系のコール業務は、ある程度のITリテラシーやセールス経験・スキルが求められることがあります。
在宅コール業務を探す際は、まずコール対応内容を確認して、興味のあるものからスタートするとよいですね!
専門的な知識といっても、実務経験ではなく趣味レベルでOKなことも!
在宅コール業務の報酬体系
在宅コール業務の報酬体系は雇用形態によって大きく変わります。
フリーランスと他がどう違うのか、一般的な報酬体系について確認してみましょう。
業務委託/フリーランスの場合
業務委託/フリーランス契約の場合、報酬体系は時給制か単価報酬が一般的です。
時給制の特徴と報酬相場
時給制の場合は事前にスケジュールが固定されていることが多いのが特徴です。
報酬相場はコール業務の内容や求められるスキルによって大きく異なります。
- スキルがなくてもできる簡単なコール業務:時給700円〜900円程度
- ある程度スキル・知識が求められるコール業務:時給900円〜1,500円程度
単価制の特徴と報酬相場
単価報酬の場合、決められた時間範囲内であれば好きな時間にコール対応ができるのが特徴です。
時給制よりも自由度が高いのが大きなメリット!
- 作業の内容ごとに単価が決められている場合がある
- 1件あたり20円〜150円程度(問い合わせ内容やコール結果で変動)
成果報酬が発生するケースも!
セールス系の架電でアポイント取得を目的としたコール業務の場合、コール単価とは別に成果報酬が発生する場合があります。
アポイント1件取得につきボーナス+500〜1000円
結果が出せる人は単価報酬でも時給以上に稼ぐことが可能です。
ご自身の得意分野を生かしたコール業務を探してみましょう!
正社員採用の場合
正社員を採用している在宅コール業務もあります。
正社員の場合は業務委託/フリーランスと比べ、自由な稼働は難しいのがデメリットですが、報酬が安定する点では非常におすすめです。
- 月収18万円程度〜35万円まで幅広い
- 特別な知識やスキルを必要とするコール業務ほど報酬が高い
雇用関係となるため、企業の要請によっては完全在宅ではなく出社を伴うケースもあります。
アルバイト雇用の場合
アルバイト雇用の在宅コール業務は時給制が一般的です。時給は800円〜1,500円程度が相場となります。
基本シフト制となるため、ある程度決まった時間に稼働できる人におすすめです。
アルバイト雇用に限らずいえることですが、日中に対応するコール業務より、夜間対応の時給のほうが高い傾向です。
在宅コール業務のメリット・デメリット
在宅コール業務は特別なスキルが不要。フリーランスの第一歩として興味を持った方がいるかもしれません。
とはいえ、どの業務にもメリット・デメリットがあります。
在宅コールのメリット
在宅コール業務のメリットとしては、以下があげられます。
- 家事の合間に仕事ができる
- スキルがなくてもスタートできる
- 他の在宅ワークよりも単価が高め
- コール業務中にWワークができる
- スーパーバイザーやマネージジャーへの昇進も目指せる
在宅コール業務はシフト制のことが多く、自身が希望する時間帯で働けるうえに作業単価も高めなのが特徴です。
基本的には稼働開始前にマニュアルの共有や研修受講の機会が設けられます。
専門的なスキルがなくてもチャレンジできるため、フリーランスの最初の一歩におすすめです!
受電業務の待機時間に他の業務とWワークすると、時給換算で2,000円以上の報酬が得られることもあります。
また在宅コール業務でも、経験を積めばスーパーバイザーやマネージャーへ昇進するチャンスも。
ネット通販やWebサービスが広く普及したことにより、在宅コール業務の需要は一層高まることが予想されます。
今のうちに業務経験を積み、在宅コールのスペシャリストを目指しませんか?
在宅コールのデメリット
在宅コールのデメリットとしては、以下があげられます。
- 初期設定が必要
- 外部の音を遮断する必要がある
- クレーム対応する時がある
- 外勤より稼げない場合も
在宅でコール業務をはじめるには、IPフォンの設定などコール環境を整える必要があります。
マイク付きヘッドセットなどを自己負担で購入するケースもあるので、ある程度の初期費用が発生するのもデメリットといえるでしょう。
また、コール業務中は外部の音を遮断し、なるべく静かな環境を保たなくてはなりません。
在宅コール業務を始めたい方は、こうした環境が確保できるか考えてみましょう。
コール業務の内容によってはクレーム対応が発生することも。その場合は強いストレスを受ける可能性があります。
対応内容を事前にしっかりと確認し、無理なく続けられるコール業務を選んでくださいね。
業務委託の場合、1コールあたりの単価報酬制をとっているクライアントもあります。
1コール単価が10円程度の場合、コールの頻度や契約先企業の規模によっては希望の報酬に届かないこともあるので、十分確認しましょう。
女性に在宅コール業務がおすすめな理由
在宅コール業務は比較的女性に向いている仕事です。その理由は「声」!
お互いに顔が見えないコール業務では、声のトーンが高い女性のほうが相手に好感を与えやすいといわれています。
また女性はパートやアルバイトなどで接客に慣れている人も多く、電話応対の仕方や相手に好感をもたれる話し方ができる人が多いのです。
- 人と話すのが好き
- 接客に慣れている
- クレームを受けてもストレスが上手に処理できる
こんな女性に向いています!
ライフイベントごとに仕事を辞め、新たな仕事に就いて、また辞めて……の繰り返しで専門的なスキルが獲得しにくい女性は多くいます。
在宅コール業務は未経験でチャレンジしやすいという点でも、女性におすすめです。
事務系作業よりも比較的高単価で案件が出ているので、在宅で安定報酬を目指す人は積極的に探してみましょう!
たとえば「コールシェア」の場合、初心者向け・経験者向けの案件を取り扱っています。
- 経験者向け:アポイントワーカー(商品やサービスのアポ取得)
- 初心者向け:リサーチワーカー(アンケート調査)
- 初心者向け:カスタマーワーカー(カスタマーサポート)
シフト変更にも柔軟に対応してもらえるのはとてもうれしいですね!
在宅コールワークは女性にぴったり!
コール業務はコミュニケーションが必須の業務であり、苦手意識が強い人にとっては難しい仕事に見えるのではないでしょうか。
しかし、回数を重ねるごとに慣れてくるので、心配は要りません。
コール業務のほとんどが研修期間を設けており、ツールの使い方や対応方法までトレーニングを受けてからスタートできます。
また同じように在宅コールに携わる仲間とのやりとりも発生するため、チームで楽しくお仕事をすることも可能です。
在宅でありながらチームで連携する業務スタイルだった筆者は、この業務が孤独感から解放されるきっかけになりました。
海外在住で自宅にこもりがちな筆者にとって、コール仲間とのやりとりや日本との電話対応は、母国語で人とコミュニケーションをとれる手段のひとつでもあります。
コール業務に興味がある方にとって、この記事が新しい一歩を踏み出すきっかけになると嬉しいです。