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リモートワークで集中できない人は環境を見直そう!集中を妨げる要因と対処法を解説

リモートワークは場所や時間を選びませんが、いつでもどこでも集中できるわけではありません。また集中できる人とそうでない人がいます。

集中できない人に「誘惑に弱すぎ」「メリハリ皆無」といった厳しい意見が容赦なく降り注ぎますが、REMO-zine編集部では「リモートワークで集中できない問題」を「気持ちの問題」にすり替えません!

今回はリモートワーク(在宅)で集中できない人に焦点を当て、その理由や集中できる環境作りについて、実体験も交えつつ解説します。

会社で集中できて自宅でできないのはなぜ?

集中する人
https://unsplash.com/photos/M7Z0LoFXQ1A

仕事の内容は同じなのに、どうして会社では集中できて在宅では集中できないのでしょうか。

公園は休憩したり遊んだり交流したりするのが目的の場所です。銀行はお金を預けたり借りたり引き出したりします。

とても極端な表現をしますが、銀行で遊んだり休憩したり近所の人と交流したりしません。つまり「場所」には何かしらの目的があるのです。

会社は仕事をする場所です。そして自宅は体を休めたりご飯を食べたり家族と語らうような場所です。

つまりリモートワークは、リラックス目的の自宅で集中し続ける作業だといえます。そう簡単に集中できるはずがありません。

集中できる人・できない人の差

大きな椅子
https://unsplash.com/photos/LqoMBnPix_8

リモートワークでも集中力が途切れず、仕事が捗る人がいます。なぜでしょうか。

自宅の環境は家族構成やライフステージなどで大きく異なります。例えば単身で暮らしている人は自宅の環境を自由に変えることができますが、ご夫婦暮らしやお子さんがいる場合は制約がかかるはずです。

「こんなにデカい椅子どこに置くの!」「部屋のドア閉めたら風が通らないだろう!」

自宅の環境を自由に変えられる人は、集中しやすい仕事環境を作ることができるでしょう。仕事モードへの切り替えもしやすいのです。

単身なのに集中できない、と落ち込まないでください。自分の力ではどうすることもできない環境要因もあります。これは単身であろうとなかろうと同じです。

とにもかくにも、能力・やる気とは別次元の問題だと認識しておくことが解決への近道です。

集中を妨げる要因

イライラする
https://unsplash.com/photos/1K9T5YiZ2WU

集中力がプツンと途切れるパターンと、集中したいのに集中できないパターンがあり、前者は少し気分転換すれば元に戻ることが多いでしょう。

問題は後者です。自分の体が思い通りにならないと、人は強いストレスを感じます。自責の念にかられる人もいるでしょう。集中を妨げる原因が他者にあると判断し、対人トラブル(家庭内トラブル)につながることもあるのです。

リモートワークの集中を妨げる要因をいくつか挙げてみましょう。

生活空間の片隅にあるワークスペース

リビングで仕事
https://unsplash.com/photos/bGIh_gn–tQ

リビングなどの生活スペースで仕事をする人の割合が、個室の割合を上回るという国土交通省の調査結果がありました(2020年実施)。

テレワークを実施した(または実施するとした場合の)自宅の環境として、執務部屋の広さは約4割が6畳。仕事 用の個室を利用は約28%、個室・スペースがなく、リビング又はダイニングを利用は約37%となっている。

国土交通省「テレワーク実施場所の環境、利用意向」 https://www.mlit.go.jp/toshi/daisei/content/001392112.pdf

筆者もリビングで仕事をした経験があります。家族が集う空間だからモノが多く、日頃気にならないことが気になってしまう恐ろしい空間です。

集中できないというよりも、集中が別の場所に移ってしまうというイメージかもしれません。

家族の存在

家族がいる空間
https://pixabay.com/images/id-5331883/

仕事中に声をかけられたら仕事が中断します。ドアの向こうの足音が気になってしまう人もいます。

オンラインミーティング中に家族が入室してこないか、子どもが泣き出さないか気になって集中できないというのはよく聞く話ですね。

家族は普段通りの生活を送っているだけですから責めることもできません。

プライベートで聞き慣れた音

長靴を履いた子どもたち
https://unsplash.com/photos/iDCtsz-INHI

オフィスでは耳にすることがないゴミ収集車のメロディや登下校する子どもの声。いくら仕事に没頭しようと努めても、こうした音が聞こえるだけで日常に引き戻されてしまいます。

あるいは休日に紐付いた音が仕事中に聞こえてくれば、それもまた集中を削ぐ要因です。

眠気や怠さ

https://unsplash.com/photos/LHfkme6p5H4

通勤がなくなり時間に余裕が出た分、二度寝する人や始業ギリギリまで寝ている人、会社ではできなかった残業をこっそりやる人などがいます。

週5日こなしていたワークアウトを突然やめたようなものですから、意識して生活リズムを整えなければ睡眠障害や体力低下といった体調の異変につながります。仕事中の眠気や怠さによって集中力が削がれてしまうでしょう。

実は体力が落ちると集中力も落ちるのだとか……。

仕事に適していないワークツール

https://unsplash.com/photos/x8wPMDqUH2w

オフィスにある地味な事務椅子、事務机。実は仕事に適した形状だったりします。筆者は会社員時代に椅子の買い替えを担当しましたが、こんなに高い椅子を全員分買うの?!とびっくりしました。

社員全てが仕事をしている空間で仕事に適した机や椅子を使って、仕事に適したPCモニターを見ながら仕事をする会社と、折りたたみテーブルと硬い椅子とノートPCで仕事をする自宅。

疲れ方に差が出ますし、仕事のやりにくさを感じると苛立ちます。仕事に集中できるはずがありません。

リモートワークの集中力をアップさせる方法

ソファでテレワーク
https://unsplash.com/photos/YHd66D4gMMU

集中を妨げる要因は人それぞれです。家族の協力が必要なケースもあります。

まずは要因を突き止め、できる範囲で少しずつ潰していきましょう。一気に解決するのではなく、気付いたものから一つずつ潰していくのがコツです。

仕事以外の情報をブロック

パーテーションデスク 幅800×奥行600×高さ1200mm

スマートフォンを時計代わりにしている人は置き時計を買いましょう。仕事に使わないもの、特に誘惑が詰まったスマホは視界の外に置くことが大切です。もちろん通知はオフですよ!

またプライベート用のPCを使っているなら、仮想デスクトップを使用して仕事とプライベートを切り替えるといいですね。Macの場合は作業スペースを複数作る機能が標準搭載されています。

個室がない場合はパーテーションやカーテンなど間仕切りになるものを使って、生活エリアと仕事エリアを分けましょう。テレビなどが視界に入るなら、それが見えないように壁を作るのです。

最近はパーテーションと同程度の値段でパーテーション付きの机が買えるようになりました。

邪魔にならない「音」を流す

単純な話ですが、好きな音楽を聴くと気分が良くなり、目の前のことに前向きに取り組めます。もちろん仕事も同じです。仕事中にBGMを流している会社もあります。

音楽による集中力向上は会社だけでなく病院でも取り入れられています。代表的なのが手術室です。術前の患者さんをリラックスさせる目的はもちろん、ミスが許されない医師の集中力を保つためでもあるんです。

リモートワーク用のプレイリストも制作されているので、動画サイトや音楽サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。

邪魔になる「音」を遮断する

dBud イヤープラグ/耳栓

音楽は万人に良い効果をもたらすわけではありません。逆に集中できない人もいます。音楽だけでなく「音」が気になってしまうタイプの方は生活音にも反応してしまうでしょう。

その場合は耳栓や遮音性に優れたイヤホンを活用してください。普段音楽を聴きながら仕事している人でも、今日は集中できないと感じたら音を遮断してみると集中できるかもしれません。

入室禁止時間帯を設ける

立入禁止
https://unsplash.com/photos/5YuVGW2deMw

オンラインミーティングがある日だけでなく、自分が最も集中したい時間帯を家族に伝えておくといいでしょう。個室で仕事するなら入室禁止時間帯、リビングなら声掛け禁止時間帯ですね。

家族もリモートワーク中なら家族の要望も聞いておきましょう。限られた時間で生産性を上げて最大の成果を出したいのは皆同じ。「自分の方が収入が高いから優先」なんて考えは言語道断です。

POINT

お子さんには「なぜ入っちゃだめなのか」を分かりやすく伝え、時間は守りましょう。

受動→能動リモートワークへ!

リモートワークを楽しむ2人
https://unsplash.com/photos/B0n4-PeF60Q

国土交通省は「自宅でテレワークをやりたくない理由」も調査しています。

自宅で今後テレワークを実施したくない(頻度を下げたい)理由は、「仕事環境(執務部屋、机・椅子、インター ネット利用環境等)が良くないから」が約41%と最も多く、「自宅だと仕事に支障が生じる(業務効率低下など)、 勤務時間が長くなるなど、勤務状況が厳しくなりそうだから」が約33%、「自宅だと家族に気兼ねするから」が約 29%と続く。

国土交通省「テレワーク実施場所の環境、利用意向」 https://www.mlit.go.jp/toshi/daisei/content/001392112.pdf

集中できない理由と重なりますね。思うように仕事が捗らなければモチベーションは維持できず、リモートワークを続けたいとは思いません。

仕事専用の机や椅子を購入するのは負担が大きいかもしれません。でも音楽の力を借りたり、誘惑グッズを遠ざけたりするのは今すぐにでもできること。誰でもできることです。

効果は人それぞれ。効果があれば儲けもの!まずは気軽に実践できるところから環境を変えてみませんか。

「仕方なくリモートワークをやっている」ではなく、自ら望んでリモートワークを続けている状態を目指しましょう!

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REMO-zine編集部
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