リモートワークは誰にも会わないし、お化粧するのもめんどくさい……。
こうした理由で、リモートワークのときはノーメイクで過ごしている女性も多いでしょう。
とはいえ、急なWeb会議に呼ばれたら、流石にすっぴんでは登場しづらいですね。
今回はそんなときのための時短メイク術やメイクの意外なメリットを紹介します!
リモートワークでもお化粧はする?
モノレコ by Amebaが行った調査によると、リモートワークでは出勤していたときよりも薄化粧になった人やノーメイクの人が約8割以上とのことです。
そのため、リモートワークになったことで女性はメイクに費やす時間が大幅に減りました。
女性にとって面倒な作業が一つ減るわけなので、毎日ノーメイクでハッピー!
……と、言いたいところですが、リモートワークには「Web会議」という試練があります。
画面越しとはいえ、ノーメイクのままだとちょっと抵抗があるでしょう。
Web会議のときだけパパッとメイクをするというのはアリですね。
その手間をかけるだけのメリットがあれば、でしょうか。
メイクをするメリット
メイクには仕事のモチベーションをあげたり、お肌を守ったりと意外なメリットがあります。
また急なWeb会議や来客にも迅速に対応できるので、好印象を与えやすくもなります。
細かい積み重ねが仕事の結果に繋がっていくことを考えると、印象の良さはとても重要です!
メイクをするメリットを、具体的に把握しておきましょう。
仕事モードに切り替わる
メイクをすると「仕事をするぞ!」というお仕事モードに切り替えやすくなります。
というのも、女性は寝るときやリラックスモードのとき、すっぴんで過ごす人が大半です。
仕事中もすっぴんだと、リラックスモードから抜け出せずにダラダラしがち。
自宅での仕事は特にオンオフのメリハリがつけづらいので、メイクをして仕事モードに切り替えるといいでしょう。
紫外線・乾燥予防
お化粧をしない方が肌に良いイメージがありますが、実はメイクには肌を守るメリットがあります。
自宅にいても紫外線は入ってきますし、エアコンを使えば乾燥もします。
メイクするとお肌にバリアができ、紫外線ダメージや乾燥の予防ができるんです。
ベースメイクで最低限の紫外線対策や保湿は心がけたいですね。
また空気中の目に見えないほこりなどは、ノーメイクだと直接肌に触れてしまいますが、メイクをしていれば肌を守れます。
1日の終わりにしっかりクレンジングをすることで、蓄積した肌の汚れがリセットできます。
急なWeb会議でも大丈夫
日頃からメイクをしていれば、急なWeb会議でもすぐに対応できます。
Web会議のときだけメイクをするのもいいのですが、急ぎの場合はそうもいきません。
かといって、先方を待たせるわけにもいかず、渋々ノーメイクで登場……。
こんな悲惨なことが起きる可能性もあります。
出社時と同じように毎日メイクをしていれば、こんなときも迅速に対応できますね。
マスク姿でWeb会議に参加し、「出先ですか?」と質問された経験が……(編集部談)。
Web会議でも困らないメイク術!
自分の顔をスマホのインカメで撮ると、リモートワークで相手に見える顔に近くなります。
Web会議だしすっぴんでもいいかな……と思っていた人も、これを見てちょっと考え直すのではないでしょうか。
直接見るのと違い、画面越しだとかなり顔が暗く映ります!
特にすっぴんでは暗く見えやすく、マイナスイメージを植え付けるリスクもあります。
そこで、画面越しでも明るい印象になる華やかメイク術を紹介します。
普段は鏡を見ながらメイクしますが、Web会議に対応させるためにはインカメを見ながらメイクしてみるとわかりやすいですよ!
ベースメイクは明るめに
まず顔の印象を暗くしてしまうのが目の下のくま・シミ・肌のくすみです。
また赤ら顔やニキビ跡は、画面越しだとシミのように見えることも。
ファンデーションの前にコンシーラーやコントロールカラーを使用することで、簡単に肌を明るくできます。
お悩み別に使用する色が違うので、まずは自分に合うコンシーラーやコントロールカラーを探してみましょう。
- 目の下のクマ:青いクマの人はオレンジ系、茶色いクマの人はイエロー系のカラーがおすすめ
- シミ・そばかす:ピンク系のカラーや自分の肌よりワントーン明るめのコンシーラーがベスト
- 肌の赤み:グリーンのコントロールカラーを使うと赤み消失!(使いすぎると顔色が悪くなるので注意)
- 肌のくすみ:イエロー系のカラーや明るめの下地を使用すると明るい肌に
- ニキビ跡:赤みが残る場合はグリーン系、茶色い色素沈着はイエロー系をのせると馴染みます
ベースを整えてからファンデーションを塗るとトラブルがカバーでき、肌が綺麗に見えます。
また少し難易度はあがりますが、立体感が欲しい!という場合はハイライトやローライトを入れるのが効果的です。
ハイライトはベースのファンデーションより1〜2トーン明るめの色、ローライトは暗めの色を選びます。
おでこ・鼻筋・頬・顎先など顔の出っ張っている部分にハイライトを入れましょう。
ローライトは主にフェイスラインに沿って入れると、小顔効果が出るのでおすすめです。
多少濃くなってしまっても、画面を通すと意外に自然だったりします。
やはりスマホのインカメでチェックしながら調整するといいですね!
ベースメイクは顔の印象を左右するので、メイクの中でも最も大切な部分です。
ここをしっかりしておくだけでも肌が明るくなり、印象が大きく変わりますよ!
動画サイトの「メイク術」を見てみるとヒントがいっぱい!
アイメイクはブラウン系がおすすめ
アイメイクはブラウン系のものを使用するとナチュラル風に仕上がります。
あくまでも仕事なので、色味の濃いものや派手なカラーは避けましょう。
まぶたのキワにアイシャドウの濃いブラウンを細めにのせるとアイライン代わりに。アイラインがいらないので時短になりますね。
アイシャドウのみだと柔らかくて優しい印象になり、濃いブラウンを使うと目元を引き締めてくれます。
反対にクールに見せたい場合は、黒いアイラインをキリッと引くと効果的ですよ!
チークで華やかな印象に
チークは血色を良くしてくれます。
ピンク系・オレンジ系のように色味があるものを頬の一番高い部分にふわっと入れましょう。
チークを入れることで全体的に肌のトーンが変わり、印象が良くなります。
Web会議では画面に暗く映りやすいので、華やかな色味で明るく演出するのがポイントです。
リップは色味のハッキリしたものを使おう
リップもチークと同様に、ピンク系・オレンジ系など色味がハッキリしたものをつけると華やかになります。
ただあくまでも仕事なので、真っ赤なリップや奇抜な色で派手になりすぎないように注意しましょう。
ヌーディー系のリップは画面越しだと色味が伝わりづらく、Web会議にはおすすめしません。
ナチュラルで顔の血色が良くなる色がベストですね。
マツエクやまつ毛パーマに頼ってもOK
まつ毛をビューラーであげてマスカラを塗れば、目元がハッキリして印象が良くなります。
その工程がめんどくさい……という方は、マツエクやまつ毛パーマに頼ってしまいましょう。
マツエクをしていると、すっぴんでも目元が華やかになるのでメイクの時短になります。
まつ毛パーマならまつ毛が自然にカールしているので、マスカラをつけるだけでOK!
楽できるところは思いっきり楽しちゃいましょう。
コストが気になる方はつけまつ毛もおすすめです。
安いものは100円程度で購入できますし、つけるだけで簡単に華やかになりますよ。
クレンジングはしっかりしよう
メイクは紫外線や乾燥から肌を守ってくれますが、クレンジングを適当にしてしまうと思わぬ肌トラブルに繋がります。
自宅で仕事していると、すぐそばにある布団の誘惑に勝てず、メイクをオフせずに寝てしまう……こともあり得ます。
メイクをしたままでは皮脂や汚れが毛穴につまり、肌荒れを引き起こしたり、化粧かぶれの原因になったり、良いことがありません。
メイクで仕事モードをオンしたら、必ず仕事後には仕事モードとメイクをオフにしましょう。
クレンジングでは汚れをしっかりと浮かせて洗うことを意識し、毛穴をスッキリさせておくのがベストです。
メイクをしたら、その日のうちに必ず落とすことを心がけてください。
「どうしても」のときに備えて、枕元にメイクの拭き取りシートを常備しておくと◎
最後に
服装にもTPOがあるように、メイクにもTPOがあります。
リモートワークでは出社していた頃のメイクと違い、Web会議の画面越しを意識したメイクを心がけるのがポイント!
普段すっぴんで過ごしている方も、簡単な時短メイクで仕事モードをオンにしてみてはいかがでしょうか。
リモートワークならではのメイク術で、手軽に綺麗を手に入れましょう!