画像出典:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B088BCRXHJ/
眼精疲労は、多くのリモートワーカーを悩ませる存在です。
筆者もそのひとりで、3年ほど前には、眼精疲労による肩こり・頭痛・吐き気で、数日間作業中断を余儀なくされました。
眼精疲労を防ぐには、「疲れ目」の時点で疲れを解消することが大切です。
疲れ目解消に役立つグッズの記事(writer:MaiTanH)内で、パナソニックの「目元エステ」をご紹介しました。
目元エステは予算の都合で購入できませんでしたが、他メーカーの「アイウォーマー(アイマッサージャー)」を購入しました!
- 疲れ目を解消したい
- とにかく癒やされたい
- 使い捨てアイマスクはもったいない
- (サイバーチックな世界観の自撮り写真を撮りたい)
このように感じているかたに、アイウォーマーの価格や使用感をご紹介します!
購入したアイウォーマーのメーカーや価格
RENPHOのアイウォーマーを購入しました。
RENPHOはアメリカの健康機器ブランドで、RENPHO JAPANという日本法人があります。
価格は変動するためあくまで目安としてご覧ください。
6,999円(税込)→タイムセール 5,499円(税込)
1年ほど前からアイウォーマー購入を検討しており、当時は1万円弱だった相場が、6,000円前後まで下がった印象です。
RENPHOのアイウォーマーの全体像
RENPHOのアイウォーマーを使い始めてちょうど1ヶ月経過しました。使用頻度はほぼ毎日、就寝前に使っています。
まずは全体像をご紹介します。
形状
鼻の部分が大きくくぼんだ形状です。
3.5cm幅のゴムバンドは伸縮性弱め。ゴムだけで頭にフィットさせるのは難しいので、バックルで調整します。
目元に触れる材質は「レザー」と記載されていましたが、おそらく合皮です。アルコールで拭いても問題ありません。
手触りはとてもやわらかく、また肌に張り付くこともないので快適です。
クッション性は低いですが、エアーマッサージャーとして使う目的のため、問題ありません。
操作は全てタッチ
装着して右側にボタンが3つあります。
一番大きい電源ボタンは、運転モードの切り替えを兼ねています。タッチ式で感度はかなり高く、誤操作しやすいと感じました。
本体に2パターンの音楽がセットされており、音符マークのボタンで切り替えます。また音量調整も兼ねたボタンです。
飴玉のようなマークのボタンは、エアーの強弱調整とBluetooth接続に使います。
Bluetoothで音楽再生機器と接続し、好きな楽曲を聴きながら目元ケアができるんです!
モードは5種類
温め・エアー・バイブレーションを組み合わせた5つのモードから1つ選びます。
筆者は温め+エアーの「リラックスモード」しか使っていません。
バイブレーションを使わないのは、動作音が気になるからです。
短い振動が一定リズムで続くのはいいのですが、そのリズムが再生音楽のテンポとズレるため、落ち着きませんでした。
温度も圧もちょうどいい!
温度は高めです。これ以上だと熱いかもしれない……というギリギリの温度だと感じます。
マッサージ開始から少しずつ温度が上がっていくため、とても心地よいです。
エアーで圧がかかるのは、目の周りとこめかみ。眼球にも多少圧力がかかるため、初回は驚きました。
エアーの強さが調整できるため、眼球の圧迫が気になるかたはエアー弱めがオススメです。
こめかみのエアーも、かなり強めです。これも初回は驚きました。これ以上は……と思うギリギリで圧が抜けていきます。
エアのかかり方はいくつかパターンがあり、15分かけて目の周りをくまなくほぐしてくれます。
店員さん内蔵
ボタンを操作すると、音声案内が流れます。使用中に眠ってしまっても、15分後に「店員さん」が起こしてくれますのでご安心を。
「ご利用、ありがとうございました!」
お礼を言いたいのはこちらなので、大変恐縮してしまうアナウンスです。
アイウォーマーで疲れ目は解消するのか
エアーの動作音はゆったりしているため気にならず、2回に1回は眠ってしまいます……。
体全体がリラックスしている証拠ですね!
医療機器ではなく、美容機器に該当し、「目の疲れが消える」「眼精疲労が気にならなくなる」という劇的な変化はありません。
就寝前に使用すると、ビフォー・アフターの「アフター」が感じにくいため、夕方に使ってみました。
その結果、目元の緊張の緩和や頭重感の軽減は感じました。また目はもちろん、上半身のリフレッシュ感もあります。
これだけで筆者としては大満足です!
RENPHOのアイウォーマーの惜しいポイント
大きな欠点、購入を後悔するマイナスポイントはありません。私の使用環境・使用スタイルでは十分すぎるアイウォーマーです。
人によっては気になるかもしれないのが、頭周りのフィット感とバッテリーです。
使用中にズレる
本体重量が360g、同価格帯の製品と比較すると平均的な重さです。
しかしゴムバンドだけで固定する製品としては、決して軽くありません。座った状態で使用するとズレてしまいます。
だからといって、ゴムバンドをきつくするのもオススメできません。横になって使うのが一番いいですね。
リモートワークの合間に横になると、もうこちらの世界に戻って来られない……というかたも多いはず。
座って使うなら、椅子の背に「枕(長方形)」を縦置きし、後頭部を乗せるとズレません。筆者の場合、横になって使うよりもフィット感が良好です。
こうした工夫が煩わしいかたは、頭頂部にバンドがついたアイウォーマーがオススメです!
バッテリーのもちが悪い
この製品は充電して使います。充電にはマイクロUSBを使い、付属品として短いケーブルがついてきます。
差込口は画像のとおり、製品を鼻のあたりで折ると、マイクロUSBの差込口が出現します。
フル充電にかかる時間は2時間半とのことです。
フル充電から使用を開始し、4回目で「充電してください」のアナウンスが流れるので、駆動時間は1時間弱でしょうか。
充電にかかる時間に対して駆動時間が短い印象ですが、「使ったら必ず充電」と決めておけば困りません。
専用ケーブルが必要ないのはうれしいポイントです。
※安全性確保のため、充電しながらの使用はできません。
RENPHOのアイウォーマーのコストパフォーマンスは
都内のマッサージサロンで目元マッサージを受ける場合、1回4,000円ほどです。
アイウォーマーは約7,000円で毎日使えるわけですから、コスパは比較になりません。
また使い捨てのホットアイマスクは、1枚90円前後で購入できるようです。
1日1枚で、およそ2ヶ月半分に相当します。
しかし温めるだけですから、目元マッサージを受けることを考えれば、やはりアイウォーマーに軍配が上がります。
お店に出向くことなく、ここぞというタイミングで癒やしが味わえる。
こうなると身体のあちこちのマッサージャーを買い揃えたくなってしまいます……。
疲れ目ケアのお供にアイウォーマーを
アイウォーマーは、熱や圧迫によって目の周囲に物理的な刺激を受ける美容機器です。
そのため肌が弱いかた、プロテーゼやシリコンをお使いのかたは使用を避けたほうがいいでしょう。
また眼科疾患をお持ちの方は使用できません。
上記に問題がないかたは、リモートワークグッズとしてアイウォーマーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
畳んで持ち歩けるので、旅行先にも持っていけますよ!